アンナワウィーは、「アッラーの御名において、またはアッラーの御名を頻繁に繰り返し言うことが好ましい」と言いました。
1.アッラーの御名を言及する事に関して、イマーム ムスリムの伝承によると、預言者(彼に平安あれ)は「帰宅時と食事をする際にアッラーの御名を唱えた者に対して、シャイターン(悪魔)は彼の友にここには貴方への食べ物も寝床もありませんと言うでしょう」
2.帰宅時のドゥアー:預言者ムハンマド(彼に平安あれ)は言いました。「おお、アッラーあなたに善の入り口と善の出口を尋ねます。アッラーの御名において,私たちは入りました、アッラーの御名において私たちは出ました。そして我らが主にすべてをお任せしました。」と言い、家族に挨拶しなさい。」(アブダウードの伝承) このようにして人は外出時と帰宅にアッラーに全てを委ね、アッラーに常に繋がっていると認識するのです。
3.シワックを使用する:イマーム ムスリムが伝えたところによると、預言者(彼に平安あれ)は帰宅時にまず初めにシワックを使用しました。
4.挨拶:アッラーは「それで家に入る時は,アッラーから祝福された良い挨拶の言葉で,人びとに挨拶しなさい。このようにアッラーは,あなたがたのために印を解き明かされる。」(御光章61節)と仰せられました。モスクへ礼拝に出かけるムスリムは一日に20のスンナを行っていることになります。
外出時は、ムスリムはこのドウアーを唱えましょう。「アッラーの御名において、アッラーにお任せします、アッラーによるほか完璧に物事を行う力はありません」そうすると、人は保護され、確保され、シャイターンは彼から逃れていくでしょう。」アッティルミズィーとアブダウードの伝承。
ムスリムは一日に何度も外出と帰宅を繰り返します。礼拝や仕事の為などに外出と帰宅時にこれらのスンナを実践する事で、預言者ムハンマドのスンナを適用したとして、アッラーからの偉大な報酬を収得するでしょう。
これらのスンナを適用する結果:
1- ムスリムはどんな悪の接触からも保護されます。
2- ムスリムはどんな悪の攻撃からも保護されます。
3- ムスリムは神や世俗のいずれからも導かれ守られます。