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Knowing Allah
  
  

セクション イスラームの素顔
追加の日付 2013-05-16 17:57:59
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預言者ムハンマド(彼の上に平安がありますように)という人物像は、これまでにも大きく取り上げられて来ました。以下はその一部として、著名な名士たちによって述べられたものです。

ラマルティーヌ(フランス人歴史学者)は次のように述べます。

「偉大な目的、微小な資力、そして、顕著な結果は人間の天分を判断する際の基準である。近代史のあらゆる偉大な人物の中で、あえてムハンマドと比較することのできる人物はいるだろうか?」

そして、彼は結論付けます。

「人間の偉大さが評価されることによって得られる全ての尺度に関し、私たちは十分に問うてみるがいい。どの人物でも彼以上に卓越したものはいるだろうか、と。」(Histoire De La Turqvie, Paris 1854 )

ミカエル・H・ハート氏は、彼の著書 The 100−歴史上で最も重要な役割を果たす人物の格付け−で次のように述べています。

「世界で最も影響を及ぼした人物リストの最初にムハンマドを載せた私の選択は、読者たちを驚かせ、また他に至っては疑問に思われたかもしれない。しかし、彼は歴史上で唯一、宗教と世俗の双方ともに、この上ない成功をおさめた人物だったのである。」

ハート氏は次のように結論付けます。

「この世俗と宗教の無類の組合せが及ぼした影響力を見たとき、人類の歴史上で最も影響を及ぼした人物の一人として、ムハンマドにはその資格があると考えるに至ったのだ。」

彼の著書「The Genuine Islam」(真のイスラーム)の中でジョージ・バーナード・ショー卿(アイルランド生まれの英国の劇作家・批評家)は言っています。

「もし、彼のような人物が現代の世の中で指導者であったなら、彼は平和や幸福をこの世にもたらすために多くの問題を解決し、成功を収めたであろう。」

ショー卿はこう付け加えています。

「彼 はこれまで地上に足を踏み入れた者の中で、最も注目すべき人物である。彼は宗教を説き勧め、地位を確立し、社会的共同体を築き、道義的規律を広め、数多く の社会と政治の改革に着手した。そして、彼の教義を実行し、表現した、強力で精力的な社会を建設し、世界の人々の思考と行動を完全に大改革したのであ る。」「The Genuine Islam」(真のイスラーム 第一巻 1936)

マハートマー・ガーンディーは指摘します。

「そ の当時の状況の中で、イスラームは武力によって地域を拡大していったのではないと十分に信じきれるようになった。自らが預言者であると驕るわけでもなく、 約束に対しては誠実であり、彼の仲間や従者に対する振舞い方はとても献身的なものであった。彼の勇ましさや動じない姿勢は、絶対的な神への信頼と、自らの 使命に対する純粋で堅い決心の表れである。」(ヤング・インディア新聞)

ウォルフギャング・ゲーテ(ヨーロッパ―ドイツ―の詩人)はこう信じて、言います。

「彼 は一人の預言者であって詩人などではない。それゆえクルアーンは神聖な神の教えであり、教育や娯楽のため、人間によって創作された書物ではないのだ。」 (Noten und Abhandlungen zum Weststlichen Dvan, WA l,7,32)

さ らに、最近の研究でジョン・エスポージト氏(宗教と国際情勢を専門とする大学教授であり、聖十字架大学・国際研究センター所長、また、アメリカ合衆国 ジョージタウン大学・ムスリムとクリスチャンを理解するためのPABTセンター創立責任者)は、彼の著書「イスラーム―正しい道―」の中で、こう指摘して います。

「ム ハンマドは、預言者たちや宗教の創設者など、主要な宗教に携わる人物たちの中で注目に値する品位とすばらしい人格、著しいまでの信頼度と責任感を備え持っ ていた。彼に従うものたちを引きつけ、アラビア半島に統一社会を築いたこの驚くべき成功は、彼が軍の戦略に秀でていただけではなく、彼が並外れた人物で あったこと、つまり彼の公正さ、信頼のできる人柄、敬虔さ、正直さ、そして、憐れみ深さなど、彼に従うものたちが理解する独特の人物像がそこにあったこと を示している。」(エスポージト 2004)

彼は明らかにします。

「ムハンマドはイスラームの創立者などではない。つまり、彼は新しい宗教をもたらしたのではない。」

エスポージト教授はこの事実を強調します。

「イ スラームは革命をもたらした。それは完全な 『封緘』であり、最終預言者としてのムハンマドに啓示された、アッラーへの完全な服従(つまり、イスラーム)への回帰であり、かれ(アッラー)の意志を履 行することへの再なる呼び掛けである。このように、ムハンマドにとってのイスラームは新しい信仰形態などではなく、真の信仰への復帰なのである。」




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