信仰を弱めるものはなにですか
アッ ラーに讃えあれ。 信仰を損なうものが以下に挙げられている。 1.アッラーの名前と特性に対する無知は、当然、信仰を弱めることになる。アッラーの名前と特性についての知識がないと,信仰が欠落することになる。 2.宇宙におけるアッラーの印とシャリーア[クルアーンと預言者(かれに平安とアッラーのご加護を)の奇跡]について考えようとしないこと。このような態 度は信仰を弱めるか,少なくとも信仰が沈滞し,育たなくなる。 3.罪を犯すこと。罪は心と信仰に重大な影響を及ぼす。預言者(かれに平安とアッラーのご加護を)が申された。「不義を犯している時点で、その人間は信者 ではない。」 4.敬神の行為を無視すること。これも信仰を弱める。敬神の行為は義務であり,それを理由なく無視した場合は,懲罰に値する。敬神の行為が義務でない場 合、妥当な理由があり行わなかった場合は,責められない。預言者(かれに平安とアッラーのご加護を)は、女性が理性と信仰で欠けている者とし、その理由を 女性が生理の時、礼拝や断食をしないことを挙げて説明している。しかし女性は生理中に礼拝や断食をしなくても、責められるべきではなく,むしろその期間中 は控えることが薦められる。ただし、女性は男性が行うことの一部を行わないために,この点に関して欠けていると見なされる。
マジュムー・ファターワ・ワ・ラサーイル・ファディーラト・アッシェイク・ムハンマド・イブン・サーリヒ・アル・ウサイミーン(かれにアッラーのご慈悲を), 第1巻、 p. 57
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