預言者(彼に平安あれ)は申されました。「ラマダンの後に斎戒を行うのに一番良い月はムハラムで、義務の礼拝の後に一番良い礼拝は夜の礼拝です。」(ムスリムの伝承)
1-夜の礼拝で一番良いラカート数は11ラカートか13ラカートです。「預言者(彼に平安あれ)は11ラカートの夜の礼拝をされ、それが彼の日常の礼拝でした」アル ブハーリの伝承
別の伝聞では、「彼は13ラカートの礼拝をされました」と言及されています。アルブハーリの伝承
2- 夜の礼拝の際、シワックを使用する事とイムラーン家章の最期の節を読誦する事がスンナです。「インナ フィーカルキ アッサマーワーティ アル アルディ ワ アクティラーフィ アル ライリ ワ アンナハリ ラーアヤティン リウリーアル アルバーブ:本当に天と地の創造,また夜と昼の交替の中には,思慮ある者への印がある。」(イムラーン家章:190)からこの章の最後まで。
3-また預言者(彼に平安あれ)の祝福を祈願する事もスンナです。例えば「アッラーよ。あなたに全ての称賛あれ。あなたは天地とそこにあるものの光。あなたに全ての称賛あれ。あなたは天地を司られ、維持されるお方。あなたに全ての称賛あれ。あなたは天地とそこにあるものの全ての主。あなたは真理で、あなたのお約束は真理で、あなたの謁見も真理です。あなたの御言葉は真理で、天国は真理であり、地獄も真理であり、預言者も真理です。」
4-義務以上の礼拝に慣れるために、夜の礼拝を短い2ラカートで始めることはまたスンナです。預言者(彼に平安あれ)は申されました。「夜の礼拝を始めるなら、短い2ラカートの礼拝から始めなさい」ムスリムの伝承。
5-また夜の礼拝の際、次の預言者の祈りを捧げることもスンナです。「アッラーよ、ジブリールとミカイールとイスラフィールの主。天地の創造主。見えるものと見えないものをご存知の御方。貴方はあなたの僕の間にある相違点で判断します。その相違点において、あなたの許可によって正しい道へ導きたまへ。本当にあなたはあなたが望んだ者をその真っ直ぐな道へ導いて下さいます。」ムスリムの伝承
6―礼拝を延長することはスンナです。何故なら預言者(彼に平安あれ)は尋ねられました。「礼拝のうち一番良いものは何ですか?」彼は、「長いもの」と申されました。ムスリムの伝承。ここでの「長いもの」の意味は長い間立って行う礼拝の事です。
7-また懲罰についての節を読誦する際に、こう言って全能のアッラーのご加護を求めることはスンナです。「私はアッラーの懲罰からのご加護を求めます」そして、あなたがアッラーのご慈悲に関する節を読誦する際は、こう言ってアッラーのご慈悲を求めなさい。「アッラーよ。私はあなたの御好意を求めます」そして全能のアッラーが高揚される節を読誦する際は、アッラーを賛美しなさい。