イスラームではムスリムに対して彼ら自身、そして他者に対し次に示す項目を守るように命じます。
1、宗教 2、生命 3、理性 4、名誉(尊厳)5、財産(私達が所有する全てのもの)
自由と宗教の保護に関して、クルアーンでは次のように述べられています。
「宗教に強制があってはならない―」(2:256)
こ のようにイスラームでは、人間全体に対する敬意を示し、いかなる人であっても力によって宗教に帰依するよう強いられることはありません。これはイスラーム の誠実さ、美徳、優しさ、寛容さであり、ムスリムがムスリムでない人々に対して振舞うべき態度なのです。それ故、私たちは他者を判断する際、実直で客観的 に、そして公正に振舞わなければなりません。アッラーは私たちに対し、クルアーンの中でこのように述べています。
「あなたがたは(仲間にも敵にも)正義に反してはならない。正義を行いなさい。それは最も篤信に近いのである―」
現今、何千もの思慮分別に富んだ、客観的で誠実な、心の広い世界中の男女がイスラームを受け入れる姿が日々見受けられます。彼らがいかにしてイスラームに立ち返ったかの経緯は、多くの書籍や記事、インターネットのウェブサイト上で見ることができます。
さらに、最近のアメリカやヨーロッパの地域ではイスラームが最も急速な成長を遂げている宗教として報告されているのです。